「鱒の未来地図プログラムin 秋田県湯沢市」に参加してきました


7月20日と21日の2日間、一般社団法人Whole Universe主催(役内・雄物川漁業協同組合共催)の「鱒の未来地図プログラムin 秋田県湯沢市」に会員2名で参加してきました。


①アブラビレ採取のトレーニング



②実際に河川で採取したサンプルとイワナ



③環境DNAサンプルの保冷



④お世話になった「イワナの里」



⑤約30名ほど参加者がいました


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プログラムで行ったことを簡単にまとめると、

1.イワナという魚そのものや渓流釣り等の現状について学び、考える

2.アブラビレ採取によるイワナの遺伝子調査や渓流で採取した水の環境 DNA調査の手法等について学ぶ

3.実際の河川でイワナの遺伝子調査や環境 DNA調査のサンプルを集める

4.実際に行ってみた調査を継続するには、また他地域に広げるには何が必要か考える

5.天然魚の生息がわかったとしてその調査結果をどのように活用するかを考える

というものでした。


漁場の価値を高める意味で、また単純に原種を未来に残すためにイワナの遺伝子調査は当然すべきものだと思っていましたが、調査したら調査したで考えなくてはならないこともたくさんあるということがよくわかりました。


いずれにしても、釣り人にも、釣りをしない人にもイワナとそれを取り巻く現状を広く知ってもらうことは大事なことだし、その現状を前に進めるための選択肢の一つとして遺伝子調査等があるということを改めて認識しました。


山形(あるいは他県)でも同種のイベントが開ける日が来れば良いなと思います。



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最近、WEBの更新をサボってしまっていましたが、その他の会の活動については、ぜひInstagramをご覧ください!

サケ科魚類研究会

山形県内をフィールドとして活動するサケ科魚類研究会(SSA)の公式ウェブサイト。サケ科魚類研究会(SSA)は、漁業者、行政といった既存の利害関係者ではなく、「魚好き」という新たな立場から、サケ科魚類やそれらが生息する河川を良い形で未来に繋ぐことを目標に活動しています。

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